アサヒ飲料から販売されているラベルのないペットボトル飲料をご存じですか?
ラベルレスボトルと呼ばれているこのペットボトルですが、なぜラベルがないのか、
ラベルがないことでどんなメリットがあるのでしょうか。
また、定番の2.0Lから1.9Lに内容量が減ったのにはどんな理由があるのでしょうか。
アサヒ飲料のラベルレスボトルのさまざまな謎について探っていきましょう!
ラベルレスボトルとは?
日常的にペットボトルの飲料を買う機会は多いですよね。
飲み終わったペットボトルを捨てる時に、リサイクルするためにラベルをはがして分別する必要があります。
その作業を「面倒だなぁ」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
ラベルレスボトルはその名の通りラベルがもともと無く、個々の商品への記載が必要なリサイクルマークはタックシールに記載され、ペットボトルに貼ってあるだけなのです!
タックシールもはがしやすく捨てやすい加工がしてある為、ストレスなくリサイクルに出すことができます。
そのため消費者としては面倒な作業を大幅に省略できるので、とても嬉しい商品ですね。
ラベルレスボトルのメーカー販売者のメリットは?
消費者にとっては嬉しい変化を遂げたラベルレスボトルですが、販売者にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ペットボトルのラベルはプラスチックでできており、プラスチックは主に合成樹脂で出来ています。
ラベルからタックシールにしたことで、この合成樹脂の使用量を約90%削減することに成功しました。
これにより廃棄物の削減だけでなく、原料そのものも減らすことができたのです!
また内容量を定番の2.0Lから1.9Lに減らされていますがその理由については、
宅配時の重量基準による、宅配料金の価格アップを避け、お客様に最大のメリットを創出するためです。
減らした100mlの分は商品のコンセプトにのっとり、環境保全活動へ寄付する事でお客様と地球環境保全をつないでいく方針です
と話しています。
どこまでも消費者に寄り添った商品ですね。
ラベルレスボトルの気になる味は?
一番気になるのはその味ですが、中身はそのまま「アサヒ 美味しい水 天然水」です。
同じ工場でつくられており、美味しくお飲みいただけます!
味は変わらず便利にエコに変化したのですね。
ラベルレスボトルの販売店・価格は?
ラベルレスボトルは現在インターネットでのみの販売となっています。
また、ラベルがないことから中身が分からなくなってしまうことを防ぐために段ボールでの販売のみです。
消費者の口コミは?
- ラベルレスボトルは中身が分からんくなるから箱買いじゃないと難しいんでは
- ら、ラベルレスボトルだと?!
ゴミ削減、ラベル製造等のコスト削減で素晴らしいアイデアだと思う反面、ラベルのデザインするデザイナー、クリエイターや、ラベル製造する下請け会社などの仕事が1つ減ったな…というのも1つの感想。
- 余計なものがないのが最高!ってこういうこと!!
宅配するからコンビニで選ぶわけじゃないし、ラベルなんていらない!!
ラベルはがすの面倒だから嬉しい!
手間が省けて嬉しい、ほかにもいろいろな飲み物を販売してほしい、という声が多い印象でした。
水だけでなく様々な飲料でラベルレスボトルが導入されると、アレルギーなどの心配も出てきますがどのように解決されていくのか期待ですね。
ラベルレスボトル まとめ
消費者にとって便利に変化し、環境にも優しく、味もそのまま。
いいことだらけのラベルレスボトルは積極的に利用することで一般的なものにし、環境改善に努めていきたいものですね。