現在では、日本の各所で行われるようになった「ほおずき市」ですが、その発祥となった縁日がこの愛宕神社の縁日だと言われております。
今回はこの愛宕神社のまつりについて紹介していきたいと思います。
愛宕神社 千日詣り ほおずき縁日ってどんな祭り?
上記でも紹介した通り、この祭りは「ほおずき市」の発祥となった縁日です。
江戸時代に境内で自生している「ほおずき」を煎じて飲むと、子供のひきつけや婦人病に効くと言われたことを由来し、この縁日が行われるようになりました。
この日に「茅の輪」をくぐってお参りすることで、千日分のご利益がいただけると信仰されています。
そして、社のある愛宕山は、自然の山として23区内で一番高い山となっています。
「茅の輪」ってなに?
茅の輪とは、刈りたての茅の葉を使って作られた大きな輪のことです。
この輪をくぐることで、罪などを取り除き、心身ともに清らかになるようにお祈りするという神事です。
上記にもありますが、愛宕神社では、この茅の輪をくぐってお祈りすると、千日分のご利益がいただけると言われています。
そのため、この縁日を訪れた際にはぜひくぐってみてください。
[box class="box26" title="日程・時程"]
日程:6月23日(日)~24日(月)
時程:0900~2000(例年参考)
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① 見どころ
1 ほおずき
ほおずきは、昔は煎じて飲むことで、婦人病等に効くと言われました。
現在は、飲むことはないですが、お祓い済みのほおずきを受けると、特別に社殿で買った本人もお祓いをしてもらえます。
また、ほおずきは人気なため売り切れることもあるので、買う際は早めに縁日に足を運ぶことをおすすめします。
2 石段
この神社には、茅の輪のくぐる前に少し長い石段があります。
この石段は出世の石段と呼ばれているのでぜひ上ってみてください。
愛宕神社の愛宕の千日詣りに行って参りました。86段の急な男坂を登りきり、一時間半ちょっと行列に並んで無事お詣り。ほおずきは完売でしたが限定御朱印とほおずき守りを入手。ほおずき市の原点なので頑張って来て良かった。#愛宕神社 #愛宕の千日詣り #御朱印 #神社巡り #ほおずき市 pic.twitter.com/icK3miwcVc
— チョコローズ (@chocorose3) 2017年6月24日
② アクセス
会場は山の頂上の神社で決して広い場所ではないため、少し人が集まれば混雑状態になってしまいます。
[box class="box26" title="最寄り駅"]
・都営三田線「御成門駅」下車、徒歩10分
・東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩5分
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また、周辺にはパーキングエリアもあるため、車でもアクセスは可能となっています。
愛宕神社ほおずき市(千日詣り)のまとめ
「愛宕神社 千日詣り ほおずき縁日」について紹介しました。
この祭りでのほおずきは他のほおずきとはまた違った思いのあるほおずきだと思います。
社殿前の階段は少し長いですが、出世の石段とも呼ばれているのでぜひこの階段を上って、茅の輪をくぐって千日分のご利益を得てみてください。