師走に入ると、新年はあっという間にやってきますね。
成人式ももうすぐです。
新成人の皆様、おめでとうございます。
ギリギリだけれどやはり、振袖を着よう!と思い立ったあなた。
成人式は振袖の種類だけでなく、レンタルにするのか購入するのかも悩むところですね。
今回はレンタルにする場合のメリットや、価格別のパターンをご紹介します。
レンタルのメリット
①価格がおさえられる
②メンテナンスや保管場所を気にしなくてよい
③その時の流行の着物を着ることができる
大まかに言うと、こちらの3点が振袖レンタルの一番のメリットでしょう。
購入に比べるとかなり金額が安く済むので、成人式でしか着物を着る予定がない場合はレンタルを視野に入れる方が多いようです。
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レンタル価格 5~10万円
多くのお店では、このくらいのお手頃価格でレンタルできる振袖を多数用意してくれています。
ただし、振袖レンタルとしては破格の値段となりますので、想定と違う場合もあります。
特に以下の点をチェックしておきましょう。
①帯、髪飾りなど、小物が別である
②当日の着付けやヘアセットが別料金である
こちらの2点が多いようです。
振袖本体がお安く済んでも、着付けのためには多くの小物が必要となるため、一式そろえるとなると追加で数万円かかってくるもの。
また、着付けやヘアセット込みのお店も多いのですが、この価格だと別のこともありますので、当日の予約手配が可能か、自分でできるのか、などを考えて決めましょう。
③実店舗のない、ネットのみの店である
④人気の柄や色ではない
⑤化繊(ポリエステル)の着物である
⑥難あり品
こちらの4点については、気になるかどうかの問題になります。
ネット店舗のみのお店は人件費や場所代などがかからないため、総じてお安くレンタルができますが、実物を見て選べないのが最大のネックです。
時期やお店によっては、事前に確認ができる場合もあるので、気になる場合はそうしたお店を探してみましょう。
また、着物にもある程度流行がありますので、以前に流行った色や柄だったと言う場合もあります。
一般的には振袖の生地は正絹ですが、この価格だと化繊の生地である場合もあります。
近頃の化繊の着物は進化していますので、着物をよく知っている方でなければ分からないレベルのものもたくさん出ていますが、価格は安めになります。
最後に、難あり品という場合もありますが、多くは説明されなければ分からない程度のシミやほつれです。
着物を着てしまえば分からない場所である
こともありますし、気にならないようであれば、お値打ち品だと言えるでしょう。
レンタル価格10~25万円
一気に値段が上がってきますが、上記の6点はクリアしていることが増えます。
一般的には、成人式のレンタル振袖の平均は20万円前後くらいだそうです。
せっかくの晴れの日ですから、気に入った振袖を選びたい…となると、結局この程度の金額になってしまう場合が多いようです。
レンタル価格 25~40万円
さらに高額になり、購入と大して変わらない金額のレンタル振袖もあります。
多くは、ブランド着物であるか、オーダーレンタルというパターンです。
オーダーレンタルは、購入ではないけれどもその人の希望や体形に合わせた振袖を作ってくれ、それをレンタルしてくれるものです(お店は、その後は普通のレンタル品として使用します)。
日数がかかるため、この場合はかなり早くから用意しなくてはなりませんが、こだわりはあるけれども購入後のメンテナンスや保管が面倒である場合に、このパターンを選ぶ方が多いようです。
いかがでしたでしょうか。
価格が安い場合には理由があることもありますので、気になる点はしっかりチェックした上で安心した振袖選びができるように心構えをしておきたいですね。
是非、皆様の振袖レンタルの参考になさってください。