「アリシン」という成分について調べてみました!
アリシンを含む野菜や食べ物はにんにくや玉ねぎ以外にもある?
アリシンは加熱するとどうなる?
といったことをお伝えします。
健康にもいいことなので、是非最後までごらんいただけるとうれしいです。
アリシンとは?
アリシンとはイオウ化合物の一種で、にんにくの効能や効果の
中心となる成分で、にんにくの効能や効果はアリシンの効能・効果と言い換えることができる程のものです!
にんにくの特徴であるにんにく特有のニオイの源もこのアリシンなのです☆
しかし、にんにくに「アリシン」そのものは含まれていないのです。
にんにくに含まれている成分は、アリシンの素になる「アリイン」という成分で無臭で抗酸化作用はありますが、アリシンのように様々な効能や効果はまったくありません。
アリシン自体アリインが変化してできる成分です。
にんにくを切ったりすりおろすと、アリインを含む細胞が壊れにんにくに含まれている「アリナーゼ」という酵素と反応することで「アリシン」が発生するということになります!!
※「アリシン」は「アリインとアリナーゼ」によって生成されるのです!!
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アリシンの効果
血液サラサラ効果
タマネギの「血液サラサラ効果」は有名ですよね?
これも、アリシンの効果で、タマネギに限らずニンニクや長ネギにも存在する効果になります。
血液がサラサラになると、血栓ができるのを防ぐため脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを減らす効果もあります!!
生活習慣予防
アリシンは血糖値の上昇を抑える作用で、糖尿病を予防する効果が期待できます。
また、アリシンは動物実験でコレステロールや中性脂肪の増加を抑制する効果が確認されているので、脂質異常症の予防効果も期待できます!
疲労回復の効果
疲労回復のサプリメントとして有名な「アリナミン」の商品名が「ニンニク+ビタミンB1」に由来してることは知ってましたか?
ビタミンB1は、血液中の糖をエネルギーに変えるときに欠かせないビタミンで「疲労回復のビタミン」といわれているのですが、
ビタミンB1がアリシンと結びつくことで「アリチアミン」という物質になり作用がさらに活性化して、持続するようになります!!
※ニンニクに含まれるアリシンはビタミンB1と一緒に摂ることで、糖をエネルギーに変え代謝が高まり、疲労回復の効果を発揮します。
ダイエット効果
糖の代謝を活性化するアリシンは血糖値の上昇を抑える効果があるため
脂肪の蓄積を抑えることにつながります。
ですから、食品のカロリーがエネルギーとして消費される割合が高まりダイエットに役立つということなんです!!
冷え性改善
2016年12月に放送されましたNHKの「ためしてガッテン」で、長ネギに含まれる
アリシンには、「血管拡張・血流アップ」の作用があると紹介され
風邪予防になることが強調されていましたが、末梢血管の拡張は
手足の冷えの改善にも役立つのです!
アリシンを含む野菜・食べ物
- ニンニク
- ねぎ
- 玉ねぎ
- にら
- あさつき
アリシンを含む野菜や食べ物はそんなにたくさんあるわけではないんですねー。
少ないものの中に含まれているからこそなのでしょうか?
上記に書かれたものを使った料理のレパートリーを増やしていきたいです!!
少しでも多く摂取しておきたいですよね☆
アリシンは加熱するとどうなる?
切らずにまるごと加熱をした場合「アリシン」は発生しません。
なので、ニンニクのにおいを抑えたい方はまるごと調理するのがいいのではないでしょうか?
「アリシン」は熱が弱点なのです!!
アリシンとビタミンB1の関係
アリシンとビタミンB1が結合すると、アリチアミンという物質に変化しビタミンB1と同じ働きをするといわれています!
直接摂取するよりも、体内の吸収率が良く、疲れにくい身体を作り上げてくれるなど効果は幅広くあります☆
まとめ
「アリシン」という名前を私は初めて聞きました!!
ですが、アリシンを摂取することでえられる効果がとても素晴らしいものだと思いました。
普段みなさんが何気なく食べている食材の中に含まれているとなると身体のためにも、「アリシン」が含まれた野菜での料理を増やしたくなってしまいますね♪
健康を考えて、いろんなことを試してみることはいいことだと思うのでみなさんも健康を気にしてやってみてはいかがでしょうか!!