浮指とは?
「浮指ってなに?」と思っている人もいると思うので浮指がどのような状態なのかを説明します。 浮指とは、立って歩く際足の指が全てしっかりと地面についておらず、足の指で踏ん張れていない状態のことを言います。 また、足の指どれか一本だけでも地面についていない場合浮指とされています。浮指をセルフチェック
自分が浮指なのかわからないという人のために簡単な浮指チェックを紹介します。 すぐにできるのでチェックしてみてください。①足の指の力を抜いた状態で、足の指を1本ずつ足の甲の方向へ限界まで倒していく。
この時足の指が90度以上そってしまっている指がある。
②足の指のつけ根部分の発達が著しく分厚くなっていたり、皮膚が固く厚くなったり、タコができたりしている。
③平らな場所で直立し、まっすぐ前を向き、誰かに足指の下にはがきや名刺ぐらいの厚さのある紙を差し込んでもらう。
この時、紙が足の指と地面の間に入る。
この①②③のどれか一つでも当てはまる人は、浮指と言えます。
浮指で猫背・腰痛・ひざ痛に?
浮指でも今まで普通に生活できていたから気にしないって思っている人、実は大きな間違いです。 浮指を改善するときっと今まで以上に生活が楽になりますよ。 浮指になる原因は、足の裏の母指内転筋が弱っているからだそうです。 この筋肉が弱ってしまうと足の甲のアーチ構造が変わってしまい、指が浮いてきてしまいます。 靴のサイズが合っていなかったり、先の細いパンプス等を履いたりしている人も足の指がうまく使えずに浮指になることもあります。 浮指になるとかかとに重心が行ってしまい、バランスを取ろうと上半身を前に傾ける形の猫背になり腰痛やひざの痛みを引き起こします。 また、太ももやお尻などの筋肉を使いバランスをカバーしようとしたり、ふくらはぎや脛に余分な力が入ったりするため足がパンパンになったり下半身太りへつながったりします。 他にも人間は首でもバランスをカバーしようとするため、首コリや肩コリにもなるのです。浮指を治す浮指体操のやり方
浮指を治すのには、足の指の間を広げる“足指体操”が有効です。 1日たった5分でできるのでぜひ覚えてみてください。①椅子に座り膝の上に片方の足首を乗せる。
②足の裏と手のひらを合わせるようにし、足の指の間に手の指を1本ずつ入れて組み、その状態で5~10秒キープする。
※このとき、あまり力を入れすぎないのがコツです。
③足の指と手の指を組んだ状態で、足の甲のほうにゆっくりと軽く曲げて、その状態で5~10秒キープ。
④足の裏のほうへゆっくりと軽く曲げ、その状態で5~10秒キープ。
⑤足の親指と小指を右手と左手でそれぞれつまんで、横にゆっくりと広げて5~10秒キープ。
①~⑤を両足、各5回ずつ行うだけで浮指が改善されます。