2018年12月4日2放送の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」(テレビ朝日)で、脂肪肝に大豆が効果的だという特集がされました。
脂肪肝とはどういったものなのか?なぜ大豆が効果的なのか?効果的な大豆の食べ方は何なのか?
といったことをご紹介していきます!
脂肪肝とは
脂肪肝とは、肝臓の脂肪の割合が30%以上になっている状態のことをいいます。
健康診断で採血を受けた時にその診断で肝脂肪で肝臓の数値が上がっているというようなことを言われた人も多いのではないでしょうか。
日本人の成人男性の3割近くがこの 脂肪肝であるとのことです。
必ずしも肥満体型の人が脂肪肝になるわけではなく、痩せていてスリムに見える人でも脂肪肝である可能性があります。
脂肪肝が恐ろしいのは、ほとんど自覚症状がないことです。
脂肪肝を放置しておいて仮に症状が進行すると、肝炎・肝硬変へと進行してしまう恐れがあり、
最悪の場合、肝不全や肝臓がんなど、命に直接関わる病気に繋がってしまう恐れもあります。
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脂肪肝になってしまう原因
脂肪肝は基本的には、食事によって引き起こされます。
脂っこいものを食べ過ぎて、 脂肪が肝臓についてしまうことで脂肪肝が進みます。
また、 お酒でアルコールをたくさんとる人も脂肪肝が進むので要注意です。
かくいう私も、太っているタイプではなく、 大食漢というタイプではありません。
しかしお酒が大好きで、毎日の晩酌は欠かせませんし、週1回か2週間に1回は誰かとお酒を飲みに行きます。
健康診断ではコレステロールなどの 肝機能周りの数値が毎年少しずつ悪化していて正直ちょっと心配していました。
そのため、 今回の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」の放送内容はとても興味深いものでしたね。
脂肪肝を予防する基本的な方法
脂肪肝を予防したり改善したりするには基本的には食事と運動をに気をつけることが大切です。
食事
ひとつ前の項目と逆のことで、脂っこいものを食べ過ぎないように注意したり、 お酒をあまり飲み過ぎないように心がけましょう。
私は遺伝的に肝臓に異常が現れやすい家系のようなので、ここは少し注意して休肝日を意識的に設けていこうと思います。
運動
運動をすることでも肝脂肪は改善されます。
運動と言っても激しいスポーツでなくても大丈夫です。
日常的に歩く距離を伸ばしたり、スクワットをしてみたり、
難しくないけれども続けやすい運動を継続的に行うことが大切のようです。
脂肪肝の改善に大豆が有効
「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では肝脂肪の改善に大豆が効果があると伝えていました。
大豆が脂肪肝に効果的であるということは何年か前に発見され研究が進められていたことのようです。
アメリカのある研究チームでは、肥満体質のラットを使い、 一方のラットには大豆タンパク質を含む餌を与え、
もう一方のラットには牛乳のタンパク質を含んだ餌を与えると言う研究をしました。
すると大豆タンパク質を含む餌を食べ続けた後は中性脂肪と肝臓に溜まった脂肪が2割も
減っていたということがわかったのです。
人間でも実証実験が進められ、やはり人の場合でも、脂肪肝の改善に大豆が効果的であるということが証明されたとのことです。
脂肪肝を改善する大豆の食べ方
脂肪肝に大豆が効果的だということはわかりましたがどうやって大豆を食べたらいいのでしょうか?
大雑把な言い方ですが、大豆製品であればだいたいどんなものでも大丈夫です。
煮豆、 豆乳、 豆腐、 納豆など私たちの身近にある大豆製品を今よりも意識的に食べてみてはいかがでしょうか?
大豆は畑の肉とも呼ばれ大豆が健康的であるということは誰も疑わないことだと思います。
納豆が不健康だと言っているお医者さんは見たことがありませんよね(笑)
健康診断で肝機能が少し心配になってきた人は、大豆製品を日々の食事に意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?