田中一村のプロフィール・経歴
- 名前：田中一村(本名：孝)
- 生年月日：1908年
- 出身地：栃木県
昭和33年に50歳でいきなり鹿児島県の奄美大島に移住してしまいます！紬工場で染色工として働き始め、蓄えができたら絵を描くという生活を繰り返していたそうです。奄美の環境がこの上なく気に入ったようで、亜熱帯の植物や動物を描き続けて独特な世界観を作り上げました！絵描きとして、清貧で孤高な生き方を通した田中一村さんは昭和52年69歳という年でひっそりと誰にも看とられずにその生涯を閉じました。千葉市千葉寺町に住んでいたので、千葉県もゆかりの地とされています。田中一村さんは生きている間にはあまり注目を浴びることはなく、亡くなって20年後になってテレビなどに取り上げられ、孤高の画家としてようやく脚光を浴びることになります。 田中一村の作品
最高傑作と言われる「アダンの海辺」
「アダンの海辺」は、昭和44年に奄美大島時代に描かれた作品で一村さんの代表作品といわれています。2010年8月に、一村さんの作品と関係資料約250点を紹介する企画展を開催し1カ月の会期中に約6万人が来場され、企画展の入場者数で過去最多を記録しました！！去年の3月に所有者の方からアダンの海辺の寄託を受け、作品を管理することになりました。田中井一村のその他の作品
- 桃果図
- 富貴昌図
- 菊水図
- 桐葉に尾長
- 秋色
- 秋晴
- 忍冬に尾長
田中一村記念美術館について
田中一村記念美術館とは、奄美大島の自然を描いた日本画家田中一村のコレクションを常設展示している点で他の美術館にはない特徴を持つ美術館です。地元の差材をふんだんに使い奄美の高倉をイメージした展示室には、一村さんの東京時代・千葉時代・奄美時代の作品が約80点(年4回展示替え)が展示してあり、日本画家田中一村の画業に触れることができます！その他にも、館内の企画展示室には奄美にちなんだ催しも開催しているぞうです。田中一村の展覧会（2018年）について
田中一村さんの生誕110周年を記念して、滋賀県守山市の佐川美術館で田中一村さんの作品5点を初公開する展示会を開催します。田中一村さんは、生前は無名に等しかったものの美術番組で取り上げられたことをきっかけに近年再評価の箸しい画家でした！！この奄美時代に制作された希少な作品のうち、「白花と赤翡翠」「熱帯魚三種」をはじめとする岡田美術館の収蔵作品を初めて公開するほか、田中一村さんの最高傑作と名高く、中学の美術の教科書の表紙にも採用されました「アダンの海辺」(個人臓、展示期間8月24日～9月24日)も特別に公開されることになりました！！1点を完成させるまで2～3ヶ月を費やしたものの、出来栄えに満足いかなかった作品は廃棄していたという田中一村さんの奄美時代の作品はわずか30点ほどしか現在していないとのことです。田中一村さんは相当画家としてのプライドが高かった人なんですね…。きっと絵をどんどん売っていれば豊かな生活ができていたと思いますが、出来栄えに不満な絵は捨ててしまったのですからね…。特に「アダンの海辺」などの絵は、「この絵には値が付けられない」と言って人に譲ることはなかったそうです。その作品のほとんどが奄美大島にある田中一村記念美術館が個人の所蔵となっているため、奄美以外の地で田中一村さんの作品を鑑賞できるとても貴重な機会となると思います！！まとめ
美術館とかは私もいったことがないので、1度いってみたいと思いました！！いろんなことをこうしてお伝えするうえで、私もいろんなことを知ることができました。みなさんも、こんなに素晴らしい展覧会を今回を機会に身にいってみてはいかがでしょうか☆とても素晴らしい画家である一村さんの描いた絵を自分の目で見てみるとよいのではないでしょうか。みなさんにとって素晴らしい時間を与えてくださることだと思います！！
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