東京メトロ銀座線が2018年5月のGW(ゴールデンウィーク)中に区間を分けて部分的に終日運休をします。
運休の理由、期間・日程・時間帯はいつまでなのか?運休する区間や振替輸送、回避するルートは?などについてまとめました。
目次
銀座線運休はいつまで?日程・期間・時間帯
東京メトロ銀座線が終日運休となる期間は、2018年5月3日(憲法記念日)、5月4日(みどりの日)、5月5日(こどもの日)の3日間の日程です。
(※全線運休ではないのでご注意を!運休区間については後述します。)
この3日間だとGW(ゴールデンウィーク)真っただ中ですね!
銀座線は東京の主要な鉄道の一つですから多くの人の休日のお出かけに影響が出そうです。
しかし、平日だと朝の通勤ラッシュがあって影響が尋常ではないので、GWの3連休に設定したのでしょう。
時間帯については、この3日間の終日になります。
つまり5月3日~5日は始発から終電まで運休状態になるというわけです。
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銀座線が運休するのは2区間
先にも書きましたが、銀座線が運休するのは全線で運転しないというわけではありません。
2区間で運休され、それ以外は運転します。
運休になるのは、
- 渋谷駅~表参道駅
- 青山一丁目駅~(赤坂見附駅)~溜池山王駅
になります。
他の区間は、
- 表参道駅~(外苑前駅)~青山一丁目駅
- 溜池山王駅~(12駅)~浅草駅
でそれぞれ折り返し運転になります。
当然ながら、通常の時刻表通りには運転しません。各区間で時間帯によって一定の間隔で運転されることになります。
「表参道行き」「青山一丁目行き」「溜池山王行き」といった珍しい行先表示が見られるので、これを目当てに鉄道ファンが集まりそうです。
(実際珍しいのかどうかはよくわかりませんが…)
銀座線が終日運休するのはなぜ?その理由について
新しい渋谷駅ホームを作るため
なぜ銀座線が運休するのか?その理由は、銀座線渋谷駅の移設です。
もっとざっくり言うと、新しい銀座線渋谷駅のスペースを確保するために線路を切り替える工事です。
既に新しい線路が作られており、この3日間で現在の線から新しい線に切り替えます。
渋谷駅をよく使う人ならわかると思いますが、ヒカリエの前あたり、明治通りの上空でだいぶ長い期間工事をしていますよね。
あの場所が新しい銀座線渋谷駅になるというわけです。
利便性と安全性の向上
現在は乗車ホームと降車ホームに分かれていてわかりづらいですし、けっこう狭いので混雑時は危険です。
しかし新しい駅ではホームが真ん中に来て、線路がホームを挟む形になります。
上りと下りでホームまでのルートが違うということがなくなって便利になりますし、ホーム自体が広くなって安全性も高まります。
新しい銀座線渋谷駅のは2022年。
2020年の東京オリンピックには間に合わないのか!と思ってしまいましたが、新しい渋谷駅が楽しみです。
運休で一番影響がありそうな人とは
この運休によって多くの人が移動ルートを考えないといけないですね。
しかし、銀座線しか通っていない駅に用事がある人や、その周辺に住んでいる方には一番影響がありそうです。
つまり、
- 外苑前駅
- 虎ノ門駅
- 京橋駅
- 末広町駅
- 稲荷町駅
- 田原町駅
のことです。
例えば、外苑前駅は銀座線しか通っていないので、他の線(東京メトロ千代田線や半蔵門線)で表参道駅か青山一丁目駅まで行って乗り換える必要があります。
これらの駅の周辺は基本的に平日に活気づく街ではありますが、用事がある人にとっては困りものです。
運休の回避ルート・振り替え輸送は?
運休区間の回避ルート
東京メトロの公式サイトで、銀座線の各駅から渋谷や新宿までの回避ルートが提案されています。
読み込むのにちょっと時間がかかりますが…。
http://www.tokyometro.jp/ginza/topics/20180424_174.html
まとめて言うと、半蔵門線とか千代田線とか銀座線を使って乗り換えてくださいっていうことです。
ただ、JRが通ってる駅も多いです。
- 渋谷駅(JR山手線 埼京線)
- 表参道駅(JR山手線 原宿駅)
- 新橋駅(JR山手線)
- 銀座駅(JR山手線 有楽町駅)
- 神田駅(JR山手線)
- 上野駅(JR山手線 中央線)
いろいろルートはあるので、乗換案内アプリを使うのが手っ取り早いでしょう。
振替輸送について
振り替え輸送は、運休区間がの定期券を持っている人が対象です。
これも上記の東京メトロサイトに記載されているので参考にしてみてください。